2017年に京都の古美術商から購入した中世戦国期古文書です。
学生時代に古文書学をかじっていた小生の見立ててでは
真筆だと考えます。
宛所の山田大路(ようだおおじ)氏は伊勢神宮の御師で、
石松氏が山田大路氏から「高野宮見かき(御垣)方織物」を
黄金参両で一代限りを約束として預かる
旨・・・だと思います。(学生時代から長く経っているので読み下しも解釈もあいまいです)
【AI生成の読み下し文(当方でもわかる読み間違いは修正しています)】
定預り申高野宮見かき方織物之事
右件之織物、黄金参両仁而我等之一代分預り申事実正也、御場来過御者、則相渡し可申候、仍為後日証文如件
甲
天正拾三年壬八月六日石松与八(黒印)
丙□□□(花押)
山田大路七三殿参小使六左衛門尉
【形態】竪紙
【法量(縦×横 cm)】31.3x21