〇商品説明
十代 大樋長左衛門こと大樋年朗氏作の黒茶碗です。力作ですが残念なことに修理があるようで、画像緑〇の部分に違和感があります。おそらく修理跡を目立たなくする共直しを施したものかと思います。出来の良いお茶碗だけに、修理して大事にされていたようです。
付属品は共箱、共布、二重箱(蓋に「黒茶碗」と箱書きあり)、薄葉紙、箱かぶせ紙となっています。
「大樋年朗(十代 大樋長左衛門)」
1927年 九代 大樋長左衛門の長男として生まれる。
1949年 東京美術学校工芸科を卒業、1950年に日展で初入選。
1987年 十代 大樋長左衛門を襲名。石川県陶磁協会会長に就任。
2011年 文化勲章を受賞。
2016年 長男である年雄氏が十一代 大樋長左衛門を襲名するとともに、年朗氏は「陶冶斎」を名乗る。
2023年 95歳で亡くなる。
大樋焼の伝統的な作風をもった作品には大樋長左衛門の名を使用するが、自由な造形作品では襲名前の大樋年朗の名を使用していた。
〇商品状態
状態:修理跡あり。
刻銘:本体に「年」の印あり。また、共箱に作者自筆と印あり。
縦幅:約12.3cm
横幅:約12.1cm
高さ:約 8.4cm
付属品:共箱・共布・二重箱・薄葉紙・箱かぶせ紙
〇発送
厳重に梱包して発送いたします。
薄葉紙と共布でお茶碗を包み、共箱に収めます。箱はエアーパックで二重に包み、ダンボールに入れて発送いたします。
ダンボール内では緩衝材として、丸めた新聞紙を使用しております。