Roland XP-50です。
JV-1000/90から一新、音源もシーケンサーも格段にレベルアップしたマイルストーン的なマシンです。
本機、この時期のマシンのお約束的な持病のコンデンサ腐食が発症しておりましたのですべて修理しております。
また、カップリングなど音が直接通るようなところには音響用コンデンサを使用しています(別にこれで音が良くなるようなことは感じませんでしたが)
保管中、本体を倒してしまい鍵盤を一本折ってしまい手持ちの予備キーベッドから移植しおります。
このため、移植したトップBの鍵盤1本だけほかよりも白いです。画像6枚目ですが写真では分かりづらいです。
FDDドライブがあってもディスクの入手が困難なのでFDD Emulatorへ換装しています。FlashFloppyのファームを書いて設定を行っています。
おまけとしてオンラインでCCで配布されてる先人たちの音色をすぐにユーザーバンクにロードできる形にしたディスクイメージを入れたUSBメモリを添付いたします。
単純にシステムエクスクルーシブファイルを添付するのではなく、1バンクずつSysxを本体にロードしてそれをディスクイメージに書き込む、という地味で大変な作業を行いました。
250バンクくらいあったかと思います。
対応内容は以下です。
- メインボードコンデンサ交換(一部音響用)
- 電源ボードコンデンサ交換
- タクトスイッチ全交換
- FDD Emulatorへの換装
- 折れ鍵盤の交換(一番右のB)
付属品は上記のように頑張ったUSBメモリと電源ケーブルのみです。
取説は以下のRolandのサイトからPDFをダウンロードできます。