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※ご入札前に必ずご一読ください※
※プラチナ 万年筆 Platinum #3776 ■「#3776 CENTURY」■
#3776 BOURGOGNE
#3776 センチュリー・ブルゴーニュ
プラチナ万年筆3776 CENTURY ブルゴーニュの未使用品の出品です。とても美しく、且つ機能的な万年筆です。丸善丸の内本店文具で購入したので、手引きに捺印されています。コンバーターも装着されています。内箱、外箱も付属します。但し、個人の保管品ですので、専門店で新品を購入するのと同じではないことをご了解いただける方のみ、御入札ください。
※商品説明・注意事項・発送詳細を最後までよくお読みになりご納得いただけましたら入札をお願いいたします。
※落札後、12時間以内に落札者情報を取引ナビにて必ずお知らせください。
また、お支払いは24時間以内でお願いいたします。お守りになれない場合は、落札者都合で取り消しをさせていただきますので、入札、落札は慎重にお願いいたします。
※「落札者都合のキャンセル」が多数ある方、ご新規の方は、トラブル防止のため入札いただいても取り消しさせていただく場合がございます。
※20時以降のご質問、落札後のお取引に関しては翌10時以降の対応になりますのでご理解ください。
※商品を受け取りましたら「受け取り完了」を行っていただかないと当方に入金されませんので、商品到着後は速やかに「受け取り完了」を行ってください。
●必ず写真をご確認いただき、入札のご検討をお願いいたします。商品につきましては注意事項 写真がすべてになります。
●商品の状態を100%お伝えするのは不可能ですので、状態に神経質な方の入札はご遠慮ください。返品や交換は、一切できませんので御了解ください。ノークレームノーリターンでお願いいたします。
●個人保管のものですので、専門店並みの綺麗な商品をお探しの方また神経質な方は、御遠慮下さいます様お願い致します。
●画像が全てとなりますので、掲載画像をご覧の上ご判断頂き、ご入札をお願い致します。
●なお専門的な知識はございませんので、ご質問に返答できない場合がございます。少しでも不安があるようでしたら入札はお控えください。
●評価ページにてトラブルが多く見受けられる方の入札は取り消しいたします。
●新規の方及び評価の悪い方は入札の取り消しを行いますので入札は慎重にお願いします。
●落札より12時間以内に連絡が取れ。24時間以内にお支払いが可能な方の入札をお願いします。
●当商品は現状渡しでございます。出来る限り状態については記載いたしますが、素人検品のため当出品物に精通されている方には当たり前なことが分からない場合もございます。
●オークションは現物の状態を確認できないお取引です。画像をよくご覧になって判断いただき、入札はよくお考えになった上で慎重にお願いいたします。
★出品詳細(お支払い方法、発送詳細)の内容以外にてのお取引はいっさい行っていませんので、注意して下さい。
・商品をご理解の上、またすり替え防止のため、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
・落札後、思っていたのと違うとかの理由でのご返金は出来かねます。
・入札後のキャンセルは基本的には承ってございませんので、入札の際にはご注意ください。
・請求書、領収書、インボイス等の発行は行っておりません。
| | 発送詳細 | | レターパックプラス600円のみです。送料は御負担ください。 ※他の発送は承っておりません。 ※郵便事故が起きたとしても当方からの発送後は一切の責任を負いかねます。 ※同梱発送は間違いの元ですので、致しません。 | |
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| お支払方法 | |
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プラチナ 万年筆 Platinum #3776
■「#3776 CENTURY」■
#3776 BOURGOGNE
#3776 センチュリー・ブルゴーニュ
3776 CENTURY ブルゴーニュ
万年筆は時間を掛けて自分に合った書き味へと熟成してゆく唯一の筆記具といえます。このことはワインの製造にも共通しています。ペン先が手に馴染むと共に、そのBodyについても味わいが深くなることが万年筆作りの理想であると 私達は考えています。2011年に発売の『黒』("Black in Black'')に続き、どんな『赤』が ふさわしいか? ワインの熟成をイメージし、透明の樹脂材料に美しい赤ワインの色を添えて何回も色出し試作を重ね、今回の色に絞って丹念に 成型致しました。
その名も 『Bourgogne(ブルゴーニュ)』。フランスワインの二大産地のうちの一つです。もう一方の産地であるボルドーとは異なり、フルーティで 繊細な味わいがあるのが特徴です。
今回プラチナ万年筆では、この色に合わせて金メッキの製造ラインも新しく増設しました。新しいメッキによる新しいゴールドに、今回のブルゴーニュカラー。男女の別なく、このペンによる美しい文字を通して、華のある仕事や豊かな人生を送って頂けます様願っております。
商品仕様
● 商品名 #3776 センチュリー
● 軸の色 ブルゴーニュ
● ペン先 14金ペン
● ペンポイント (この万年筆は、細字)
● 詳細仕様
ボディー、キャップ、天冠 、グリップ : AS樹脂
クリップ :ベリリウム銅にゴールドフィニッシュ
中間リング:黄銅にゴールドフィニッシュ
その他リング類:黄銅にゴールドフィニッシュ
● 寸法 全長139.5mm×最大径φ15.4mm
● 標準重量 20.5g
● 附属品 インクカートリッジ 黒1本
● パッケージ ハコ-C1T(全品箱付)
● オプション コンバータ及びプラチナインク
#3776センチュリー
ブルゴーニュ万年筆
深みのある色にこだわった、プラチナ渾身の透明レッド「ブルゴーニュ」
軸色:ブルゴーニュ(透明レッド)
魅力的な透明レッド。メーカー入魂のブルゴーニュカラーは、ボディの赤にあわせて金メッキの色合いまで通常モデルと異なるこだわりよう。美しい半透明状のキャップからはセンチュリー自慢のインク蒸発防止機構「スリップシール機構」が垣間見える。この美しく深みのあるワインレッド(ブルゴーニュ・カラー)を安定的に作り出すことが大変難しく、発売以来生産が大幅に遅れたりもした。透け過ぎない適度な濃度をもったスケルトンボディはワインレッド(赤)というボディカラーながら老若男女問わず利用できる落ち着きのあるものに仕上がっており、発売以来大変好評である。美しい半透明状のキャップからはセンチュリー自慢のインク蒸発防止機構「スリップシール機構」が垣間見える。透け過ぎない適度な濃度をもったスケルトンボディは落ち着きのあるものに仕上がっている。
#3776センチュリー・ブルゴーニュのペン先は、見た目の高級感も抜群の14金大型タイプ。日本の最高峰である富士山の山容を模したデザインは従来モデルからの伝統を受け継ぐもの。因みに「#3776」というブランド名も富士山頂の標高に因んでいる。この14金大型ペン先は見た目の豪華さでけでなく、プロの文筆家の使用にも耐える優れた耐久性と、優れた書き心地も備えている。特に書き心地については、旧モデルからペン先の弾力などを変更し、より万年筆らしい、自然なタッチに仕上がっている。
万年筆メーカー各社では、日本人の万年筆離れ、ボールペンの普及による筆圧の上昇などに対応すべく、より強力なバネをもったハード調のペン先を作ってきた。そうしたハード調のペン先がスタンダードになって久しいのだが、ここ数年来、万年筆の良さが再び見直され、人気となるに従ってユーザーの要求レベルも非常に高くなってきている。元々、プラチナの旧#3776シリーズのペン先は長年の伝統を受け継いだ設計の為、「昔ながらの書き味の良さ」を残したものであり、それがマニア中心に評価されていたが、今回の#3776センチュリー・シリーズで新たにペン先を開発する際、一歩踏み込んで「より万年筆らしいタッチ」を重視したと聞いている。初心者をはじめ、誰が書いても安心感のあるしなやかで弾力性のあるタッチに、少しの柔らかさをブレンドした。定価1万円クラスの万年筆は、慣れた上級者だけでなく、初めての1本として若い方にも購入可能なスタンダードなクラス。いくら万年筆らしくても、マニアックになり過ぎもいけない。なかなかさじ加減が難しいところだが、センチュリー・シリーズのヒットを見ると、プラチナはそれを上手く料理したと言えそうだ。実際、このペン先の書き心地は素晴らしい。ペン先(ニブ)と共に、その裏面でインク供給を担っているペン芯という部品も、センチュリーでは新しく開発された。これによりインクのフロー(流れ)がよりスムーズで潤沢になり、そうした面からも書き味の向上に一役買っている。ペン先にこだわるプラチナの集大成と言えよう。
非常に美しいペン先。しかも最初からスリットが開いているので、筆圧が低く、ペンを寝かせて書く人にとってはそのまま何の問題も無く使える。紙に斜めにペンポイントを当てる人が使うと、右上から左下への線をひくときに、ジャーという筆記音がするはず。こういう場合にはスイートスポットを作り込めば音は消える。ただ音だけは好みの要素が大きいので、注意が必要である。#3776との差異は、まずはペン芯。ペン芯の形状が変わり、エラが張っている。それがペン先にピッタリと嵌まり、ペン先の左右のブレを押さえるような仕組みになっている。以前は丸いペン芯で、首軸内に隠れた金の部分が長く、それでペン先のブレを押さえていたが、今回は首軸内部に隠れた金が短くなった分、ペン芯のエラで横ずれを押さえる設計思想のようだ。以前のペン芯と比べると、かなり高級感が出たように思う。問題のスリップシールだが、キャップを締めることによって天冠下のバネの長さが短くなっている。このブルゴーニュも本栖と同じく透明のインナーキャップになっている。このスリップシールは気密性だけではなく、キャップを締めたときの感触も実に良い。
「顔料インクを万年筆で使用する事をスリップシール機構が可能にしました。顔料インクはメンテナンスの手間さえなければクッキリとした文字が書け漢字に多く構成される交差部分は滲みにくく濃い筆跡が残せますので日本語を書く時に最適なインクです。「光による退色」も少なく思い出をつづる日記など、書いた時そのままのインク色を何十年と色褪せず保管出来き「水」にも強く一度乾燥すると、水濡れの滲みによって伝わらない事故を防ぎますので、手紙等送る方も送られる方も非常にメリットがあります。常に新鮮なインクの状態で筆記をお楽しみ頂ける「スリップシール機構」を搭載した、「新#3776 サン・ナナ・ナナ・ロク」万年筆を発売して2年が経過し、お客様に大変ご好評を得ております。」
◆顔料インクの特徴
※顔料インクは鮮やかな発色で、滲みにくい。
※「光による退色」がほとんどありません。書いた時そのままのインク色を長 期間色褪せずに保管出来ます。
※「水」にも強く一度乾燥すると、水が掛かってしまっても滲んだり、消えた りするのを完全に防ぎます。
※顔料インクはメンテナンスの手間さえなければ成分上クッキリとした文字が 書け、漢字に多く構成される交差部分も滲みにくく「トメ、ハネ」にも濃い 筆跡が残せますので日本語を書く時に最適なインクといえます。
◆「スリップシール機構」とは従来の万年筆はペン先をカバーし気密構造にした 場合、キャップの開閉でポンピングと云われるインクの噴き出しを起こし、こ れを防ぐことは極めて困難とされていた。通気を持たせる開放構造にするしか 方法が無く、次の問題があった。
1. インクの水分が蒸発し、だんだん濃くなり、かすれ気味になる。
2. 3 ~ 6 ヶ月使用しないと、乾燥して書けなくなる。
3. インクの水分が揮発して染料分が内部構造にこびり付き、インククリーナーセットによる洗浄が必要になる。最悪の場合、メーカー宛に修理(分解して洗浄)を依頼しなければならなくなる。
「プラチナ万年筆では、万年筆では当たり前とされてきたこの問題を、お客様の立場に立って原点に戻り、なぜできないのかを 突き詰め、この課題に取り組みました。回転ネジ式キャップで初めて耐久性を考慮した完全気密キャップ「スリップシール機構」を実用化する事により、プレピー万年筆 やプレジール万年筆のスナップ式に続き、実用化困難とされていた回転ネジ式キャップの高級万年筆でも完全気密を可能にしました。」(特許出願中)
※センチュリーが大ヒットする一つの要因となったスリップシール。1年後でも インクがドライアップしないというものだが、2年経過(一番右のところ)でもインクが25%程度残っているということが紹介されている。さすがに水分が75%も抜けてしまうと、どれくらいインクが濃縮されるんだろうという気もするが。あまり万年筆を使わない人に対するアピールとしてはいいのだろう。年賀状書く時にしか万年筆を使わないと言う人にも安心という感じかな?
「スリップシール機構」とは、キャップの気密性を高め、インクを入れたまま1年間放っておいても中のインクがドライアップせずにスラスラみずみずしく書けるというものだ。プラチナ万年筆では、その後もひそかにこの実験を継続させていた。ネジ式キャップの#3776センチュリーを使い、インクを満タンにし、すでに1年間は放置するというところまでは行っていた。1年後に残っていたインクは72%だった。さらに1年間継続して2年後にはどれくらい残っているかがこのほど判明した。なんと50%も残っていたのだ。これまで「1年間放置していても…」と言っていたが、それが「2年間、放置していても問題なく書ける」ということが言えるようになったのだ。この2年もの間、インクがドライアップしないというのは顔料インクがさらに身近になるということを意味する。一般の万年筆のインクは染料インクで、書いた文字の耐光性が低く水にも流れてしまう。一方、顔料インクは耐光性、耐水性ともに優れている。ただ、万年筆の中でインクをドライアップさせてしまうとちょっと厄介という問題があった。それが、2年間放っておいてもいいというお墨付きを得た訳だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プラチナ万年筆が、「理想の万年筆とは」と作り出した「#3776」シリーズは、『ミスター万年筆』と称された作家、故梅田晴夫氏と研究グループにより設計された理想の萬年筆。日本最高の山である富士山の標高を表し、美しい日本文字のためにと、日本を代表する万年筆の品質の高さを物語っている。プラチナの#3776は、初代のギャザード軸に始まり、これまで非常に多くのバリエーションが発売されてきた。現在発売中のシリーズだけでも、下からバランス、ミュージック、セルロイド、ブライヤー、屋久杉ときて、その上の色々な蒔絵軸にも#3776ペン先が採用されている。他にもプラチナに関係のある業者が#3776ペン先を使用して万年筆を製作したりしている。プラチナの資料が充実していないせいもあり、歴史上どれほど多くの種類の#3776が製作されてきたか、想像を絶するものがある。また、そこがミステリアスであり、コレクター魂に火をつけてしまう所以である。
(2025年 9月 11日 22時 53分 追加)※字幅は、Fです。