?>
?>
?>
?>
?>
?>
?>
?>
VHS 虞美人草 (1941) 中川信夫 夏目漱石 霧立のぼる 日本映画傑作全集 SATOUTAMAONAKAMURASHIMADATOOMANKOSHITAIKOSIBAFUKATOSEKKUSUSHITAI
Окончание торгов
09/01/2025 11:06 AM (Tokyo)
Текущее время
08/31/2025 09:42 AM (Tokyo)
Ставки
0
Количество
1 единиц
Лидер
Налог:
0 %
Состояние:
やや傷や汚れあり
Доставка по Японии:
¥230
Номер лота:
Автопродление торгов
Область продажи:
Продавец:
シン・今田勇子 Все лоты продавца
Рейтинг продавца:
27
Текущая цена
¥1
(~$0)
Аукцион закрыт
КАЛЬКУЛЯТОР СТОИМОСТИ
Описание товара
解説 夏目漱石の同名小説を映画化し 文芸ドラマである。 明治を舞台に 人の半生を香り高く描いている。
この作品はまず何と言っても出演者 が豪華で、霧立のぼる、 花井蘭子、 花 柳小菊人気トップ女優、高田稔、江 川宇礼雄ら二枚目男優が一堂に会して いる。なかでも霧立は吉屋信子原作に よる漱石の「坊っちゃん」の女性版「お 嬢さん」で主役を演じていたせいもあ るのか、いかにも適役である。 また花 井や花柳もどちらかと言うと時代劇の 印象が強いが、この時期花井は「姉妹 の約束」「女の教室」 「希望の青空」な ど、花柳は「爆音」「空の彼方へ」など と現代劇の出演が多く、ここでも明治
いい雰囲気で演じている。 一方高 霧立と自らの独立プロである高田
プロ時代から共演が多いせいか、なか なかの息の合ったコンビぶりである。 高田との共演は「世紀の青空」「晩
人」「青春野球日記」などこれまで かなりの本数になる。また江川はドイ 人とのハーフによる容を生かして メロドラマになかなかいい印象を残し ていた。
監督は「月下の若武者」「丹下左膳・ 隻眼の」などの時代劇やエノケン喜 劇を得意とした中川信夫。文芸ものは これが初めてであった。
●本商品は保存原版からの最良の状態で製作し ておりますが、映画公開時より長い年月を経て おりますので、一部作品にはお見苦しい場面も ございます。あしからずご了承下さい。
虞美人草
(東宝
移動と、さまざまなキャメラ・ワーク が駆使され、なんと緊張感あふれるリ ズムを刻み出すことか。
端正さと緊密さ。 この二つが一体化 することによって、静かな、しかしパ セティックな愛の劇が盛り上がってゆ くのである。
中川信夫はのちに漱石の「三四郎」 も映画化している(一九五五年)が、 そこでも同じ姿勢がつらぬかれている。 そういえば、冒頭に汽車のなかの出会 いがあること、女性をミステリアスに 描くことなど、二作品には多くの共通 点が見られる。むろん「三四郎」も傑 作である。
中川信夫にはまだまだ未発見の部分 があるゆえ、むしろ埋もれた巨匠 とでも呼ぶべきであろう。
山根貞男のお楽しみゼミナール
中川信夫は映画ファンのあいだでは 怪談映画の巨匠”として知られてい る。「東海道四谷怪談」 「地獄」など怪 談映画の傑作のゆえにである。たしか にそれらは絶品だが、しかし、その一 面だけで中川信夫を判断するのは、あ まりにも単純な見方であろう。
なによりの証左が「虞美人草」であ る。夏目漱石の原作のもと、なんとみ 文芸映画になっていることか。 これを見て、だれが怪談映画だけの監 督と思うだろう。ほかにも庶民人情劇 「かあちゃん」、青春映画「思春の泉」 等々、他ジャンルの傑作がいろいろある。 「虞美人草」では、若い三人の男と三
人の女の、微妙に少しずつ行き違う心 が、鮮やかに描き出されてゆく。その 間、それぞれのタイプがくっきりと際 立ち、ああ、こういう人間がたしかに いる、と、なまなましい想いをそそる。 描写は端正に徹している。 たとえば 霧立のぼるの演じる藤尾を美しく描き つつ、ほのかに嫌味な感じを匂わせる ところといい、高田稔と江川宇礼雄の 友情を過剰に謳い上げないところとい い、画面がけっして激さない。そうで ありながら、無駄なカットは一つも見 られないといえるほど、どの画面も緊 密につくられている。アップの多用の もと、フィックス、パン、クレーン、
■キャスト 甲野欽吾 藤尾
糸子 小夜子 宗近
井上孤堂 小野清三
浅井末吉 宗近老人
高田 稔 霧立のぼる 花柳小菊 花井蘭子 江川宇礼雄 勝見庸太郎 北沢彪 伊藤智子 嵯峨善兵 玉井旭洋
宗近の同僚 龍崎一郎
■スタッフ
制作 富岡厚雄 原作 夏目漱石 脚色桜田半三 監督 中川信夫 撮影 三浦光雄 音●安惠重遠 美術 河東安英 照明 岸田九一郎 編集 後藤敏男
音樂●早坂文雄
TND1617 昭和16年度作品
8分・モノクロ
激しい愛情関係のもつれを描く、 文豪漱石の名作の完全映画化。
高田 稔 霧立のぼる 花柳小菊 花井蘭子 江川宇礼雄
原作 夏目漱石 脚色桜田半三 監督 中川信夫
昭和16年度作品
甲野欽吾と宗近一は親友同志。 それぞれ互いの妹である 糸子と藤尾に惚れていた。 継母にどうしても親しめない 吾は糸子と一緒になって財産を藤尾に譲る決心をした。 しかしハイカラに育った藤尾の方は近一が外交官試験に 一向に受らないことを軽蔑し、英語を教えてくれる小野に 好意を寄せていた。ところが小野には昔、世話になった 恩師の井上孤堂の娘小夜子という婚約者がいて、どうし ても断り切れないでいた......。
制作・著作 東宝株式会社/〒100 東京都千代田区有楽町1-2-1 TEL 03(591)5044(
に限られます。 業務を目的と
上ます。外国への持出しは禁じられています。 ご注意■このビデオテープのご利用は家庭内での個人的視聴にプの複製、改変は法律
Have a question?