LUXMAN ラックスマン SQ-77 真空管式プリメインアンプ コンパクトですが馬鹿にできません! EL84/6BQ5pp メンテ済! 美品! の出品でございます。
LUXMANの昔懐かしい真空管式のプリメインアンプです!
同社の名機であったSQ-5Bに続く本格プリメインアンプの第2弾と彩る製品であり、コンパクトでありながらも気合の入った回路構成とパフォーマンス、充実の機能を盛り込んだ意欲作でしたね。
発売は1964年とちょうど東京オリンピックの年の製品であり、まだまだポータブルやコンソールステレオなどが主流の時代における本格高級モデルとしてもかなり注目を受けました。
特にW348×H130×D215mmというかなりコンパクトなボディサイズからは想像もできない充実の内容にはかなり驚きますね。
回路面では、6BQ5をPP構成とした内容となっており、コンパクト化に伴うダイオード式の整流回路やNF専用コイルを備えた専用品の高忠実度型の出力トランスの採用などかなり盛り込んだ設計が採用されております。
その甲斐もあってか、出力も10W+10Wと十分な高出力を確保しつつも高い再現性とワイドレンジなサウンドを実現しているように感じます。
実際に聴いてみるとLUXトーンともいわれるマイルドさのある低音に加え、エネルギッシュさのある音作りはより音楽を楽しませてくれますね。
音楽もJAZZやPOPSは勿論ですが、クラシックや歌謡曲までも活き活きと再現してくれます。
機能面でもプリメインアンプとしての最低限の内容は抑えつつも、テープモニター機能・ランブルフィルター・スクラッチフィルターを兼ね備えており、左右独立のトーンコントロールなどなど至りに尽くせりです!
デザインにおいても楕円形のツマミを採用した可愛らしい佇まいであり、質感も結構高いお品です。
定価は1964年当時で27800円と当時としては高級なお品でした。
コンディションにおきましては、軽微な小傷はございますが、目立ったサビなどは見られず、綺麗なお品です!
過去にメンテナンスの行われていたお品ですが、やや不安要素がございましたので、改めて点検を行いました。
電源コンデンサーにリークがありましたので、交換済です。
その甲斐もあってかS/Nも向上し、音質面でも向上したと思います。
その他、C/R類やメインボリュームの交換、入力端子や交換んSP端子、接点クリーニングなど徹底的に行っております。
SP端子はもともと特殊な形状の物でしたので、より扱いやすさも向上しました!
使用真空管は松下製となります。
無論、各動作や音質も良好です!
ここまで内容の整った個体もそう多くは無いと思いますので、貴重です!