内容紹介(「BOOK」データベースより):1
その日、足達正路は世界で一番不幸だった。大学受験に失敗し二浪が確定。バイト先からは実質的にクビを宣告された。さらにひき逃げに遭い瀕死の重傷。しかし死を覚悟したとき、恐ろしいほど美形の男が現れて言った。「僕の下僕になれ」と。自分のために働き「餌」となれば生かしてやると。合意した正路は生還を果たすが、契約の相手で、人間として骨蓋店を営む「妖魔」の司野と暮らすことになり…。ドキドキ満載の傑作ファンタジー。
目次
プロローグ
一章 ありふれた最悪
二章 謎めくひと
三章 新しい日常
四章 遺された記憶
五章 妖魔と人間
エピローグ 230
妖魔と下僕の契約条件 1 (角川文庫 ふ30-40) 椹野道流/〔著〕