山水 ステレオ レシーバー アンプSAX-800中古ジャンク品です。
1968年11月発売 57,600円 当時サンスイのレシーバーアンプは高嶺の花でした。
FM受信の音は出ましたがメンテナンス整備していないジャンク品です。
【製品の説明】
FM放送時代の家庭用チューナーアンプとして発売されたFM/AMステレオレシーバー。
FMフロントエンドには3連バリコン、RF段にFETを使用
4段IF増幅、3段リミッター回路により、十分なリミッター特性を得ています。
ノイズキャンセラーは従来のハイカット方式をやめ、周波数の高い可聴範囲をカットする事無く、ステレオ受信時のノイズを取り除いています。
中間アンプ部は、低雑音シリコントランジスタによるCR型トーンコントロールを採用しています。
FM受信時の局間ノイズを排除するため、ミューティングスイッチを搭載しています。
純電子式FMステレオ・モノ切替機能を搭載しており、FM-AUTOではFM放送がモノラルからステレオになると電子スイッチが自動的に動作します。また、微弱電界では自動的にモノになり、ノイズの多いステレオ受信をしません。
ステレオ放送の確認は、ステレオインジケーターで出来ます。
FMアンテナ入力切替スイッチを搭載しており、ローカル・ディスタントの切り換えが出来るため、強電界地区でも歪の無い受信を可能にしています。
オーディオ回路からチューナー部までの全てにシリコントランジスタを採用しており、SNを改善しています。
パワートランジスタにメサ型シリコントランジスタを使用したコンプリメンタリ・ダーリントン回路のSEPP-OTL方式を採用しています。
また、万一の場合を考慮して速断ヒューズを使用し、パワートランジスタを保護しています。
ハイフィルター、ラウドネスコントロール、DINコネクター、テープモニター回路、ヘッドホンジャック、グランド端子、マルチプレックス・セパレーションアジャスターなどの機能を搭載しています。
【製品の規格】
実効出力: 28W/28W±1dB(4Ω) 22W/22W±1dB(8Ω)
ミュージックパワー: 70W±1dB(4Ω) 58W±1dB(8Ω)
周波数特性: パワーアンプ部15Hz~50kHz ±1dB
出力インピーダンス: 4Ω~16Ω
イコライザー: NF型 Phono:RIAA
外形寸法: 幅402x高さ116x奥行333mm
重量: 10.5kg
コレクションしていたレシーバーアンプですが長年使わないまま保管していましたので通電テストして見ましたらランプが点灯して音も出ましたが細かいテストはしていません、57年も昔のアンプでメンテナンス整備していませんのでジャンク品です、ノークレーム・ノーリターンでご入札お願いします、返品も返金も出来ません。
この頃のアンプは集積回路ICを使っていませんので互換性のあるトランジスターは色々あると思います、腕に覚えがある方なら整備メンテナンス出来る素材のアンプかと思います残存数も少ないと思います。
発売当時回路図が付属していたようで付属の回路図がありますので完全整備して後世に残して頂ける方の入札を希望します。
余談ですがこのアンプが発売された1960年代にテレビで放送していた米国コンバット主役のサンダース軍曹役 ヴィック・モローさんは大のオーディオ愛好家でその頃来日された時に山水やパイオニアのショールームや工場を見学されてお気に入りのアンプなどを色々購入されたたそうです、サンスイのショールームでSAX-2000やSAX-800のようなアンプを抱えたヴィック・モローさんがMJ無線と実験別冊の表紙を飾りました、山水のレシーバーアンプは若かった私達には手が届かない高嶺の花でした。