●内容:
水戸天狗党の蜂起を背景に、幕府最後の将軍職をひきうけ、三百年の政権を、
残照の美しさの中で終わらせるべく努力する徳川慶喜の苦悩を描く表題作ほか、
傲慢な幕府御典医と謹直な旗本の陰惨な争いを活写する「墓石を打つ女」、
茶店で偶然将軍に声をかけられたため数奇な運命に弄ばれる村娘の半生を語る
「菜摘ます児」など、江戸の武士・庶民の生活を流麗に綴る傑作七編を収録。
●著者:杉本苑子 カバー装丁:小宮山逢邦
●発行:旺文社
●1987年初版発行
●サイズ:文庫(厚さ1.2センチ)
●状態:カバー端ややしわ・擦れ、ページ日焼け
●重量:135g
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●古物商許可証番号●
愛媛県公安委員会許可第821090000311号
残照 (旺文社文庫) 杉本苑子/著