●内容:
『引越し大名の笑い』
カバーイラスト:吉田行理 1991年初版発行 講談社文庫
五十四年の生涯で七度の封地替えを命じられた松平直矩。危うい藩財政を必死に切り盛りし、剛毅よりのん気、朗々と笑顔で宿運を甘受した、藩主と家中の引越し人生を語る傑作他、激動の戦国時代を溌剌と生きた武家の主従を描く、正統派時代小説短編集。
『太閤さまの虎』
カバー画:松村公嗣「夏雨」 1995年初版発行 中公文庫
五日に一度、生き餌として犬を与えられるという太閤さまご寵愛の虎。役人に引っ立てられた愛犬と弟のあとを追って、大阪城に紛れ込んだ村の娘笹女が、人垣に取り巻かれた鉄格子の檻の中に見た光景とは…。戦国乱世に生を享け、奇々怪々の事件に巻き込まれる男女の人間模様を、情感ゆたかに、ときにユーモラスに、鮮やかな筆致で浮彫りにする時代小説八篇。
●著者:杉本苑子
●サイズ:文庫(厚さ1.5センチ)
●状態:カバー端ややしわ・擦れ、ページ日焼け
●重量:356g
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