★お吟さま (角川文庫・絶版) 今東光/著
★1978年刊 定価180円(絶版) 153㌻
★角川文庫版は絶版となっていますが、1996年から「大衆文学館講談社文庫コレクション」に収められ現在刊行されています(定価833円)。
★千利休の娘・お吟の胸には、堺の豪商・万代屋(もずや)宗安に嫁いだ後も、初恋のキリシタン大名・高山右近の俤(おもかげ)がひそかに生きつづけていた。やがて離婚したお吟の美貌は、最高権力者・秀吉の関心をひき、その軋轢(あつれき)が、お吟と利休を苛酷な運命の袋小路に引きずりこむ……。戦国の世を生きた薄幸の美女を描き直木賞を受けた名作。
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