古墳時代・6世紀~7世紀に作られたと考えられる須恵器の提瓶。
器形自体は須恵器の定番ですが、弥生土器や土師器の様な肌が非常に魅力的です。
多く釉薬の掛かった須恵器が評価が高いでしょうが、このような土器肌の須恵器というものは数の少ないものだと思います。
却って花移りは抜群です。
時代なりの肌の荒れ。片方の耳に修理があります。
菅が付けられており、掛け花入れとしてすぐに活躍してくれそうです。
この手のものは大抵が水が染みますので、落としを使用することをお勧めします。
高さ18㎝ 胴径14㎝~9㎝ 口径7.5㎝
古墳時代